健康チェック
12
項目
普段の生活が反映されやすい健康管理項目を測定します。
¥
6,050
(税込)
総コレステロールは、血液中に含まれるコレステロールの総量です。コレステロールは、細胞膜やホルモンなどの材料になる必要不可欠な成分で、主に肝臓で生合成されて全身へ運ばれていきます。血液中には様々な種類のコレステロールが存在しており、それぞれ働きが違うため、脂質異常症の診断基準には含まれません。だからといって高値でも大丈夫というわけではなく、LDLコレステロールやHDLコレステロール、Non-HDLコレステロールの数値と関係しているため、そちらを参考にしてください。
HDLコレステロールは、血液中の不要なコレステロールを回収し肝臓へ運ぶ役割を担っています。血液中にコレステロールが蓄積するのを防ぐ働きがあるため、善玉コレステロールとも呼ばれています。HDLコレステロールが少なくなると血管内壁に不要なコレステロールが蓄積していくため、冠動脈疾患や脳梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こす原因となります。40mg/dl未満で低HDLコレステロール血症と診断されます。
LDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ運ぶ役割を担っています。血液中のLDLコレステロールが多くなると血管内壁にコレステロールが蓄積してしていくことで血管が細くなり、動脈硬化を進行させ冠動脈疾患やアテローム血栓性脳梗塞を引き起こす原因となります。140mg/dl以上で高LDLコレステロール血症と診断されます。
総コレステロールーHDLコレステロールで求めることができます。血液中には、LDLコレステロール以外にも別の悪玉コレステロールが含まれています。総コレステロールから善玉と呼ばれるHDLコレステロールを引くことで悪玉コレステロールの量を表しています。170mg/dL以上で高Non-HDLコレステロール血症と診断されます。この値が高いと、虚血性心疾患の発症リスクが高まることが知られています。
中性脂肪は、体内でエネルギーを貯蔵する役割があります。人は生命を維持するためにブドウ糖をエネルギー源として利用していますが、食事の過剰摂取や運動不足により使用できなかったブドウ糖は中性脂肪となり、肝臓や脂肪組織、皮下などの体中に蓄えられます。蓄積する場所によって肥満や脂肪肝などの原因となり、血液中に多い状態が続くと冠動脈疾患や脳梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こす原因となります。空腹時採血で150mg/dl以上、随時採血で175mg/dl以上で高トリグリセリド血症と診断されます。
ASTは酵素の一種でアミノ酸をつくる働きをしています。心臓の筋肉や肝臓、骨格筋、腎臓に存在しています。臓器になんらかの障害がおきて細胞が壊された場合に、血液中にASTが漏れ出します。ASTが高いということは、肝臓や心臓、筋肉などに傷害がおきている可能性があります。健康診断では、ALTとともに肝臓の機能の評価として使用されています。
ALTもASTと同様アミノ酸をつくる酵素でさまざまな臓器に存在していますが、ASTに比べて肝臓に特異的に存在しているため、肝臓の細胞が破壊された場合に上昇します。ASTとALTはどちらも肝臓の機能の評価として使用されますが、ALTの上昇のほうが大きい場合は肝硬変や肝臓がん、脂肪肝、アルコール性肝炎など慢性的な肝臓へのダメージを引き起こす病気の存在が疑われます。
γ-GTはたんぱく質を分解し解毒作用に関与する酵素で、肝臓、腎臓、膵臓などに多く存在しており、臓器に障害がおきたときや胆汁の排泄路に異常がおきた場合に上昇するため、肝臓と胆道系疾患のスクリーニングとして使用されています。アルコールに反応して一時的に上昇しますが、禁酒しても数値が下がらない場合はアルコール性肝障害が疑われます。最近ではアルコールと関係のない非アルコール性脂肪性肝炎でも上昇がみられることがわかってきています。
クレアチニンは、筋肉で使用されるエネルギー源が分解されてできる老廃物で、腎臓からほとんど再吸収されずに尿として排出されます。腎臓の機能が低下すると排出できずに血液中のクレアチニンが高くなるため、腎機能の指標として利用されています。また、筋肉量に比例して数値が高くなるため、一般的に男性のほうが高値になる傾向があります。
腎臓は、体内の老廃物を排泄するために、尿を作る機能があり、糸球体で血液をろ過して尿の素を作ります。このろ過する働きを年齢、性別、クレアチニン値から推算して、腎臓の働きがどれくらいかを示す指標です。クレアチニンは筋肉で作られるため、筋肉量の多い人は高値に、筋肉量の少ない人は低値になる傾向があります。
尿酸は、遺伝子情報をもつDNAやその情報を伝達するRNA、体内でのエネルギー物質であるATPなどに含まれているプリン体が分解されたもので、腎臓から尿として排泄されます。体内の尿酸は常に一定の量に保たれていますが、食事からの過剰摂取や腎臓からの排泄障害などにより尿酸が増えると高尿酸血症となります。この状態が続くと結晶化して関節や組織に蓄積していき、痛風発作がおきます。痛風以外にも腎機能障害の指標としても使用されています。
血糖値は、血液中の糖(グルコース)の濃度を測定しています。糖は身体の活動のエネルギー源として欠かせないもので、食事から摂取した炭水化物が消化吸収されて糖になり、血液中に流れて全身に運ばれていきます。身体活動のために、糖は血液中に一定量存在しており、食後に高値、空腹時に低値になります。血液中に増えた糖は、インスリンの作用によって細胞に取り込まれてエネルギー源として活用されますが、エネルギー過多の状態が続くと、血液中に存在する糖が増加したままの状態(高血糖)になります。高血糖状態が続くと、血管が傷ついていき動脈硬化を引き起こす原因になったり、インスリンが出にくくなる、インスリンが働かないなどの障害がおきはじめ、糖尿病をはじめ様々な病気を発症する危険が高まります。
アレルギーチェック
46
項目
¥
16,500
(税込)
せき、くしゃみ、鼻水・・・あなたが悩まされているその症状は実はアレルギーかもしれません。
アレルギーは、体質や環境要因が複雑に絡み合って起こるため、何が原因で症状が起こるのかを知ることが大切です。
この検査では、すべてのアレルゲンに対す抗lgE抗体(非特異的lgE)を測定できます。
さらに、食物系及び吸入系の45項目の特異的lgE抗体を測定することで、
より細かい自分のアレルゲンをある程度特定することが可能です。
アレルギーの原因となるI g E 抗体の総量を測定します。
28品目中、アレルギー表示の特定原材料8品目に加えて、特定原材料に準ずるものの20品目中17品目を網羅しています。
主な花粉症の原因となる植物です。
季節によって花粉の飛散時期が異なります。
室内中に存在する1㎜ 以下のほこりやちりをハウスダストと呼び、その中にはダニの死骸やフン、カビ、ペットの毛や皮膚片などが含まれています。
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検査内容
健康チェック
12
項目
¥
6,050
(税込)
総コレステロールは、血液中に含まれるコレステロールの総量です。コレステロールは、細胞膜やホルモンなどの材料になる必要不可欠な成分で、主に肝臓で生合成されて全身へ運ばれていきます。血液中には様々な種類のコレステロールが存在しており、それぞれ働きが違うため、脂質異常症の診断基準には含まれません。だからといって高値でも大丈夫というわけではなく、LDLコレステロールやHDLコレステロール、Non-HDLコレステロールの数値と関係しているため、そちらを参考にしてください。
HDLコレステロールは、血液中の不要なコレステロールを回収し肝臓へ運ぶ役割を担っています。血液中にコレステロールが蓄積するのを防ぐ働きがあるため、善玉コレステロールとも呼ばれています。HDLコレステロールが少なくなると血管内壁に不要なコレステロールが蓄積していくため、冠動脈疾患や脳梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こす原因となります。40mg/dl未満で低HDLコレステロール血症と診断されます。
LDLコレステロールは、肝臓で作られたコレステロールを全身の細胞へ運ぶ役割を担っています。血液中のLDLコレステロールが多くなると血管内壁にコレステロールが蓄積してしていくことで血管が細くなり、動脈硬化を進行させ冠動脈疾患やアテローム血栓性脳梗塞を引き起こす原因となります。140mg/dl以上で高LDLコレステロール血症と診断されます。
総コレステロールーHDLコレステロールで求めることができます。血液中には、LDLコレステロール以外にも別の悪玉コレステロールが含まれています。総コレステロールから善玉と呼ばれるHDLコレステロールを引くことで悪玉コレステロールの量を表しています。170mg/dL以上で高Non-HDLコレステロール血症と診断されます。この値が高いと、虚血性心疾患の発症リスクが高まることが知られています。
中性脂肪は、体内でエネルギーを貯蔵する役割があります。人は生命を維持するためにブドウ糖をエネルギー源として利用していますが、食事の過剰摂取や運動不足により使用できなかったブドウ糖は中性脂肪となり、肝臓や脂肪組織、皮下などの体中に蓄えられます。蓄積する場所によって肥満や脂肪肝などの原因となり、血液中に多い状態が続くと冠動脈疾患や脳梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こす原因となります。空腹時採血で150mg/dl以上、随時採血で175mg/dl以上で高トリグリセリド血症と診断されます。
ASTは酵素の一種でアミノ酸をつくる働きをしています。心臓の筋肉や肝臓、骨格筋、腎臓に存在しています。臓器になんらかの障害がおきて細胞が壊された場合に、血液中にASTが漏れ出します。ASTが高いということは、肝臓や心臓、筋肉などに傷害がおきている可能性があります。健康診断では、ALTとともに肝臓の機能の評価として使用されています。
ALTもASTと同様アミノ酸をつくる酵素でさまざまな臓器に存在していますが、ASTに比べて肝臓に特異的に存在しているため、肝臓の細胞が破壊された場合に上昇します。ASTとALTはどちらも肝臓の機能の評価として使用されますが、ALTの上昇のほうが大きい場合は肝硬変や肝臓がん、脂肪肝、アルコール性肝炎など慢性的な肝臓へのダメージを引き起こす病気の存在が疑われます。
γ-GTはたんぱく質を分解し解毒作用に関与する酵素で、肝臓、腎臓、膵臓などに多く存在しており、臓器に障害がおきたときや胆汁の排泄路に異常がおきた場合に上昇するため、肝臓と胆道系疾患のスクリーニングとして使用されています。アルコールに反応して一時的に上昇しますが、禁酒しても数値が下がらない場合はアルコール性肝障害が疑われます。最近ではアルコールと関係のない非アルコール性脂肪性肝炎でも上昇がみられることがわかってきています。
クレアチニンは、筋肉で使用されるエネルギー源が分解されてできる老廃物で、腎臓からほとんど再吸収されずに尿として排出されます。腎臓の機能が低下すると排出できずに血液中のクレアチニンが高くなるため、腎機能の指標として利用されています。また、筋肉量に比例して数値が高くなるため、一般的に男性のほうが高値になる傾向があります。
腎臓は、体内の老廃物を排泄するために、尿を作る機能があり、糸球体で血液をろ過して尿の素を作ります。このろ過する働きを年齢、性別、クレアチニン値から推算して、腎臓の働きがどれくらいかを示す指標です。クレアチニンは筋肉で作られるため、筋肉量の多い人は高値に、筋肉量の少ない人は低値になる傾向があります。
尿酸は、遺伝子情報をもつDNAやその情報を伝達するRNA、体内でのエネルギー物質であるATPなどに含まれているプリン体が分解されたもので、腎臓から尿として排泄されます。体内の尿酸は常に一定の量に保たれていますが、食事からの過剰摂取や腎臓からの排泄障害などにより尿酸が増えると高尿酸血症となります。この状態が続くと結晶化して関節や組織に蓄積していき、痛風発作がおきます。痛風以外にも腎機能障害の指標としても使用されています。
血糖値は、血液中の糖(グルコース)の濃度を測定しています。糖は身体の活動のエネルギー源として欠かせないもので、食事から摂取した炭水化物が消化吸収されて糖になり、血液中に流れて全身に運ばれていきます。身体活動のために、糖は血液中に一定量存在しており、食後に高値、空腹時に低値になります。血液中に増えた糖は、インスリンの作用によって細胞に取り込まれてエネルギー源として活用されますが、エネルギー過多の状態が続くと、血液中に存在する糖が増加したままの状態(高血糖)になります。高血糖状態が続くと、血管が傷ついていき動脈硬化を引き起こす原因になったり、インスリンが出にくくなる、インスリンが働かないなどの障害がおきはじめ、糖尿病をはじめ様々な病気を発症する危険が高まります。
アレルギーチェック
46
項目
¥
16,500
(税込)
アレルギーの原因となるIgE 抗体の総量を測定します。
28品目中、アレルギー表示の特定原材料8品目に加えて、特定原材料に準ずるものの20品目中17品目を網羅しています。
主な花粉症の原因となる植物です。季節によって花粉の飛散時期が異なります。
室内中に存在する1㎜ 以下のほこりやちりをハウスダストと呼び、その中にはダニの死骸やフン、カビ、ペットの毛や皮膚片などが含まれています。
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